ニッポンバラタナゴ

和名:ニッポンバラタナゴ

学名:Rhodeus ocellatus kurumeus

日本固有亜種。かつては西日本に広く生息していたが、外来亜種のタイリクバラタナゴとの交雑、

外来種による捕食、溜池の管理放棄、生息地の消失などで減少し、現在では生息地も限られている。

環境省レッドリストでは絶滅危惧IA類。

オスは繁殖期になると鮮やかな婚姻色(こんいんしょく)をあらわし、名前の通りバラ色になる。

メスは繁殖期になると産卵管(さんらんかん)がのび、淡水の二枚貝の中に卵を産む。

大阪府八尾市の高安地域では”きんたい”という名前で親しまれてきた生き物で、

里山環境が長年保全されており、ニッポンバラタナゴをはじめとする多くの生き物が生息している。

ニッポンバラタナゴ とタイリクバラタナゴは見た目だけで性格に見分けることが難しいため、

ニッポンバラタナゴ に似た魚がいても持ち帰ったり、他の場所に逃したりは絶対にやめましょう。

みんなでニッポンバラタナゴ のことをよく学び、八尾市の宝とも言えるニッポンバラタナゴ を一緒に守っていきましょう。


※和名:生物につけられた日本名。

※学名:学術上の名称。国際的に統一して使用するためにラテン語で表記。

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